こんにちは、ギフトです
前回の記事では、西洋占星術をワタシの例で、先天的な才能や、後天的に伸ばせる才能、どのような分野で成功する可能性が高いかなどを読み解きました
さて、今回は、それらの才能を より活かすための重要な視点 について解説していきます
それは 「短所の克服」 です。
「才能を活かす」と聞くと、長所を伸ばすことに意識が向きがちですが、実は 短所や弱点を理解し、それを克服すること で、才能はより発揮されるようになります
これ、めちゃくちゃ重要です
人の弱点、短所について
人は誰でも長所や短所を持っていますが、今回は短所に焦点を当てます
短所は性格や思考の偏りとして現れたり、人間関係や仕事のパフォーマンスに影響を与えたりします
人は何度も生まれ変わり、これまでの人生での考え方や行動様式、価値観というものが染みついている状態で今世に生を受けたと考えられています
よって、他の考え方や行動といったものがなかなか受け入れられずバランスを欠いている状態だと考えられています
つまり、今世では、それまでの偏った考え方や行動様式と反するような性格や行動を取り入れるように、課題を与えられて生を受けていると解釈します
これまでどおりの考え方や価値観に囚われていると、今世では、努力しても上手くいかない、何かと裏目に出るという現象が起こりやすくなります
よって、今世では、こうした偏った考え方、行動様式という短所、弱点を克服しないといけません
それが克服できると、人生やキャリアがスムーズに運ぶようになり、自分の才能も最大限に活かせるようになると考えられています
ホロスコープで分かる弱点と克服すべき課題
さて、前回に続いて、もう一度ホロスコープ(天体図)を見てみます

ホロスコープにこんな記号があります
これ、ドラゴンヘッドと呼びます。ドラゴンヘッドは、「飽く事のない貪欲さ」というのが本質的な意味です
「今世で克服すべき課題」や「成し遂げるべきテーマ」、「自分に与えられた使命」といったものを表しています
例えば、私の場合は、水瓶座、2ハウスにあります
この配置が示す短所・弱点には、以下のようなものがあります
- 我を通す
- 他人への承認欲求が強い
- 権威を誇示しがち
これらが弱点、短所となり、こうした自分が出ると、物事は上手くいかなくなることが多くなる、ということです
短所を克服する方法
短所を克服するためには、まず自分の弱点を自覚すること が大切です
その上で、反対の行動を意識的に取り入れることで、人生の流れがスムーズになります
私の場合、次のような意識を持つことで、仕事や人間関係が改善しました
× 「自分の意見を押し通す」 → ◎ 「他人の意見を尊重する」
× 「周囲からの承認を求めすぎる」 → ◎ 「自分の価値を自己評価できるようにする」
× 「権威を示そうとする」 → ◎ 「フラットな関係を築く」
このように、短所を意識的に調整することで、スムーズに才能を発揮できるようになる といえます
ドラゴンヘッドの星座とハウスから読み解く「克服すべき課題」
ドラゴンヘッドが、どのサイン(星座)にあるのか、どのハウスにあるのかは一人一人異なります
星座ごとのドラゴンヘッドのテーマ
ドラゴンヘッドがどの星座にあるかによって、「今世での成長課題」が異なります。以下に、代表的なテーマを挙げてみます
ドラゴンヘッドの星座 | 克服すべき課題・テーマ |
牡羊座 | 依存を手放し、自立すること |
牡牛座 | 変化を恐れず、豊かさを受け入れること |
双子座 | 深い思索よりも、軽やかなコミュニケーションを大切にすること |
蟹座 | 競争心を抑え、家族や感情を大切にすること |
獅子座 | 他人に頼らず、自分の力で輝くこと |
乙女座 | 理想を追うより、現実的な行動を取ること |
天秤座 | 自分本位にならず、人との調和を大切にすること |
蠍座 | 物質的な執着を手放し、精神的な成長を目指すこと |
射手座 | 細かいことに囚われず、大局を見て行動すること |
山羊座 | 甘えを捨て、責任感を持って生きること |
水瓶座 | 自我を押し通さず、柔軟に考えること |
魚座 | 現実ばかりを気にせず、直感を信じること |
ハウスごとのドラゴンヘッドの課題
ドラゴンヘッドがどのハウスにあるかによっても、成長のテーマが変わります
ハウス | 成長のテーマ |
1ハウス | 自分をしっかり持ち、自立する |
2ハウス | 自分の価値観を確立し、経済的な安定を築く |
3ハウス | 柔軟なコミュニケーションを心がける |
4ハウス | 家庭や心の安定を大切にする |
5ハウス | 自己表現を恐れず、自分らしく生きる |
6ハウス | 規則正しい生活と努力を大切にする |
7ハウス | 人間関係のバランスを取る |
8ハウス | 精神的な成長と変容を受け入れる |
9ハウス | 広い視野を持ち、探求を続ける |
10ハウス | 社会的な責任を果たす |
11ハウス | 仲間との協力やネットワークを大切にする |
12ハウス | 物質的なことに執着せず、精神性を磨く |
まとめ:短所を克服すると、才能がより活かせる
まずは、自分の弱点、短所を知る。そして、それを克服するように心がける
そうすると、これまでと比較して物事がうまく運ぶようになり、自分の才能もより活きてくるようになります
この弱点、短所は、痛いところを突かれる、指摘されたくない部分かもしれません
ですが、これはとっても大事なところではないでしょうか
なぜなら、今世は、この課題(弱点、欠点)を克服するように働きかけられているわけですから
「気をつけないといけない」、「それを意識して直すようにしよう」
と素直に考えて、行動に移せるようになると人として成長できるように思います
今回はこれでおしまいです