はじめまして、ギフトです
ワタシは企業の人材開発・能力開発分野で25年以上の経験を積みながら、西洋占星術の研究を並行して続けてきました
この記事では、一人一人違う才能の見つけ方、あなた独自の強みを発見する方法、才能の活かし方についての情報を提供します
一人ひとりが 自分の才能を理解し、それを社会貢献につなげることで、より充実した人生を送ることができます
才能って特別な人にしかないのか?
「才能」というと、多くの人は スポーツ選手や芸能人、著名な起業家 などを思い浮かべるかもしれません
しかし、それらの人たちだけが才能を持っているわけではありません
結論から言うと、才能はすべての人に備わっています
ワタシ自身、社会人として30年以上のキャリアを積んできましたが、自分の強みを意識し始めたのは30代半ばを過ぎてからでした
それまでの私は「自分は他人より劣っている」と感じ、常に周囲と比較していました
特に、30歳で転職した会社では、同僚や部下との能力差を気にするばかりでした
しかし、人材開発の分野での経験を積むうちに、「この分野なら自分は貢献できる」と実感できるようになりました
これは特別な才能ではなく、もともと備わっていた強みを発見した結果です。
才能とは、「生まれつきの才能(先天的才能)」と「経験や努力で伸ばせる才能(後天的才能)」の両方が組み合わさったものです。どちらか片方だけではなく、すべての人に先天的才能、後天的才能の両方が存在する というのが私の結論で、研究を続けている西洋占星術の観点でもそれははっきりとしています
自分では才能に気づけない??
「才能を見つける」といっても、自分の才能、あるいは、強み、武器、アピールポイントといったことは意外と自分では分からない ものです
例えば、あなたが何かの分野で「これは簡単だ」と思っていることがあるとします
しかし、それは他の人にとっては難しいことかもしれません
つまり、自分にとって当たり前のことが才能である可能性がある のです
多くの人は、才能とは「突出した何か」だと思いがちですが、本当の才能は「無意識にできること」や「自然と好きで続けられること」に隠れています
では、才能を見つけるにはどうしたらいいのでしょうか?
才能の見つけ方
1. 自己分析ツールを活用する
企業の採用試験で使われる適性検査(SPIなど)は、個人の能力や性格特性を測るものです
以下のようなツールを活用することで、自分の強みを発見しやすくなります
- ストレングスファインダー(Gallup社)
→ 34の資質の中から、自分の強みをランキング形式で知ることができる - MBTI(16タイプ診断)
→ 性格の傾向を知り、どのような環境で能力を発揮しやすいかが分かる - エニアグラム
→ 9つの性格タイプから、自分の得意分野や行動パターンを分析できる
これらを組み合わせることで、自分の才能の傾向が見えてきます
2. 他者からのフィードバックを活用する
自分では気づかなくても、周囲の人はあなたの才能に気づいていることがあります
- 「◯◯のこと、いつも上手にやっているよね」
- 「なんでそんなにスムーズにできるの?」
- 「◯◯の相談はあなたにしたい」
こういった言葉をかけられることが多い分野こそ、あなたの才能が発揮されている可能性が高いです
実践方法:
- 家族・友人・同僚に「自分の強み」を聞く
- 過去に褒められたこと、頼まれたことをリストアップする
3. 西洋占星術を活用する
才能を見つける手法のひとつとして、西洋占星術を活用することもできます
西洋占星術では、生まれた瞬間の星の配置から、個々の才能や天職、適職などの詳細を読み取ることができます
具体的には次のような事の詳細が分かります
- 先天的な才能(生まれ持った強み)
- 後天的な才能(経験を通じて磨かれるもの)
- 人生の使命とそれを果たす舞台
- 隠れた才能(自分では気づいていない可能性のあるもの)
- 稼ぎ(財運)のネタとなるもの
- 天職
- 成功を阻むハードルとその克服法
ちなみに、仕事やキャリア以外の事(性格的なことなどももちろん)についても詳細な情報を読み取れます
西洋占星術は 「自己理解のツール」として非常に有効です
その情報の精緻さには驚くほどです
ジョハリの窓(Johari Window)とは?
ここでジョハリの窓についてご紹介しておきます
ジョハリの窓(Johari Window)とは、自己理解や対人関係の向上に役立つ心理学モデルです
1955年にアメリカの心理学者 ジョセフ・ルフト(Joseph Luft) と ハリ・インガム(Harry Ingham) によって提唱されました
彼らの名前を組み合わせて「ジョハリの窓」と呼ばれています。
このモデルは、「自分自身についての認識」と「他者からの認識」 を基に、自己の情報を 4つの領域 に分けて考えるものです
● ジョハリの窓の4つの領域

1. 開放の窓(Open Area)
「自分も他人も知っている自分」
- 自分が認識しており、他人も知っている特性や行動
- 例:性格(明るい、真面目)、趣味、得意なことなど
- ポイント: ここを広げることで、コミュニケーションが円滑になり、信頼関係が深まる
2. 盲点の窓(Blind Spot)
「自分は気づいていないが、他人は知っている自分」
- 自分では認識していないが、他人には見えている部分
- 例:「意外とリーダーシップがある」「話し方が冷たい」「周囲を励ますのが上手い」
- ポイント: フィードバックを受けることで気づきを得られる
3. 秘密の窓(Hidden Area)
「自分は知っているが、他者には隠している自分」
- 自分が認識しているが、他人には明かしていない部分
- 例:本音、悩み、過去の経験、価値観
- ポイント: 信頼できる相手に打ち明けることで、対人関係が深まる
4. 未知の窓(Unknown Area)
「自分も他者も知らない自分」
- 自分も他人も気づいていない可能性のある能力や特性
- 例:未経験の状況で発揮される才能、新しい環境での行動パターン
- ポイント: 新しい挑戦や経験を通じて、この領域を発見できる
● ジョハリの窓の活用方法
1.自己理解の向上
- 盲点の窓を小さくするために、他人からのフィードバックを積極的に受け入れる
- 「あなたから見て、私の強みと改善点は何?」と質問してみる
2. コミュニケーションの改善
- 秘密の窓を小さくする ことで、信頼関係を築く
- 適度に自己開示し、相手にも話しやすい環境を作る
3. 潜在能力の発掘
- 未知の窓を広げるために、新しいことに挑戦する
- 例:異業種交流、未経験の仕事、趣味やスポーツに挑戦
ジョハリの窓は、自己理解と他者との関係性を深めるツール です。
- 「開放の窓」を広げること で、良好な対人関係を築く
- 「盲点の窓」を減らすこと で、自分の強みや改善点に気づく
- 「秘密の窓」を適度に開くこと で、信頼関係を強化できる
- 「未知の窓」を探求すること で、新たな才能を発見できる
まとめ
例えば、西洋占星術の診断を受けることで、自分では気づいていない才能や可能性を発見することができます
これは、ジョハリの窓でいう「盲点の窓(他者は知っているが自分は知らない自分)」や「未知の窓(自分も他者も気づいていない自分)」に該当します
西洋占星術では、生まれ持った資質や適職、隠れた才能、成功を妨げる要因 などをホロスコープを通じて客観的に分析できるため、自己理解が深まり、新たな視点を得るきっかけになります
また、過去の経験や環境に縛られずに、潜在的な可能性を探ることができるのも大きなメリットです
「自分には特別な才能なんてない」と思っている方こそ、西洋占星術を活用し、自分の本当の強みや使命を発見してみてはいかがでしょうか?